電子工作を始めたいけれど,何から勉強したらいいかわからない!!
そもそもどんなことを学ばなきゃいけないの??
この記事では,そんな悩みを解決します!!
電子工作の勉強はどんな手順でやれば良いのか,学ぶ項目と順番を6つに分けてみていきましょう!!
目次
1限目. 必要なものを揃える
まずは必要な道具を揃えましょう.
道具を揃えると,作業にすぐ取り掛かれますし,モチベーションが上がるからです!
はんだごて以外にも揃えるものはたくさんあります.
↓必要なものをまとめた記事がありますので,こちらをご覧ください.
2限目. キットを買って作る
電子工作を学ぶとき,一番最初にやるべきことは,
キットを買って作ることです.
なぜなら次のようなメリットを得られるからです.
はんだ付けができるようになると,電子工作の幅がとてつもなく広がります.
だだし,「ブレッドボード」と呼ばれる,はんだ付けがなくても回路を組めるアイテムもあるのでマスターする必要はありませんが,経験しておくと良いでしょう.
また,基本的な電子部品にどんなものがあるのかを知ることで,「こんなことやりたいな〜」と思った瞬間に,「あの部品を使えばできそう!」と思いつくようになります.
3限目. 本を買う
え,本を買うのって最初じゃないん?
って思った人,いると思います.これには理由があるんです.
実は,現在販売されている電子工作の本は「入門」や「初めての」などと書いてあっても,
いざ開いてみたら理屈ばっかりで難しく,初心者向きの内容でない場合が多いのです.
いざ開いてみたら理屈ばかりで難しく,諦めてしまった人もいるのではないでしょうか??
ですので,道具も揃って電子工作の感覚を掴み始めた3限目におすすめしています.
それでも初心者には難しい本が多いので,ここでは本当に初心者が理解できる内容の本を選んで紹介します.
ただし,当サイトの「必要なものを紹介した記事」は型番まで紹介し,本当に初心者に必要なものだけに絞って紹介しているので,情報の質が高い自信があります.
最初の道具選びだけは当サイトを参考にしてくださいね!
4限目. 簡単な回路をたくさん作る
さて,お次は「簡単な回路をたくさん作る」です.
簡単な回路をたくさん作る狙いは次の通りです.
ブレッドボードとは,はんだ付けをせず,部品を挿していくだけで回路を作れるという優れアイテムです.
しかし,回路図から部品の接続関係を読み取り,部品をブレッドボートに挿して回路を作るのは,ちょっとだけ慣れが必要です.
簡単な回路をたくさん作ると,たくさんの部品を使うのでどんな部品があるのか知ることができますし,部品の使われ方もわかります.回路の動作原理を学ぶ機会にもなりますね.
また,回路図を読む練習もここでしておくと良いでしょう.
↓簡単な回路の例としては,次のようなものがあります.
- LEDが点滅する回路(弛張発振回路,マルチバイブレーダ)
- CdS(光センサ)を使って,暗くなったらLEDが点灯する回路
- サーミスタ(温度センサ)を使った,温度によってLEDが点灯する回路
- オペアンプ(増幅器)を使ったヘッドホンアンプ
- ゲルマニウムラジオ
- レギュレータを使った直流安定化電源
これらについてはそのうち記事で詳しく紹介しますね!!
LED点滅回路(弛張発振回路)動作原理5限目. モータを回す(モータドライバの使い方を習得)
ここまで来たら,モータを回してみましょう!
モータを使う電子工作は少し難易度が上がります.
なぜなら,モータはLEDとは違い,大きな電流が流れるからです.
大きな電流を流すために,モータを使いときには必ずモータドライバを使用します.
モータドライバの使い方の記事も近々投稿予定ですので,お楽しみに!!
6限目. マイコンの使い方を習得する
マイコンとは,マイクロコンピュータ(microcomputer)の略で,小さなコンピュータのことです.
見た目はICのようなものから,名詞サイズのものまで様々です.
マイコンに,センサやモータ(モータ+モータドライバ)を取り付けると,ロボットも作れるようになります.
「センサが反応したら〜」や「こうなったらモータを回す」のような動作です.
ただし,マイコンを扱うにはプログラミングの知識が必要です.
マイコンの詳しい使い方についても追い追い記事にしていきますね!!
なお,マイコンには色々な種類がありますが,PICマイコンについてはすでに動画がいくつかあるので,ぜひご覧ください!!
この先もどんどん更新していくので,またみてくださいね!!